人間のくず
「バイクで旅がしたい」と思い、教習に通っています。
バイクといっても、普通二輪中型ではなく、小型限定です。
小型限定というのは、排気量が125cc以下のもので、原付の30キロの法定速度のの制限と二段階右折の縛りがなくなったようなものです。
中型に比べて安く短期間で、簡単に免許を取得できます。
そうはいっても普通自動車をAT限定でとったぼくからすると、クラッチの操作に馴染みがなく、初回教習はエンストしまくりで、むずすぎでした。
友人がYouTubeでクラッチの仕組みがわかるというので、2回目の教習の前にはしっかりと予習をして、「完璧や」という気持ちで向かいました。
教習所についた後、待合室でまっていたのですが、いつまでたっても教官の方が来ませんでした。
「なんだよ時間にルーズやなー」とか思いながら、一応予約表を確認してみると、時間を30分遅く間違えてしまっていました。
つまり、一回分無断キャンセルしてしまったということです。
え!?なんで!?教習所に行く前に何度か確認していたはずだし間違えるはずないやん!!!
と思いながら何度も見直しましたが、やはりぼくが間違えてました。
自分のポンコツさにめちゃくちゃイライラすると同時に、YouTubeみながら完璧やドヤァとか思って余裕かましていた自分が恥ずかしくなりました。
この年になって無断キャンセルとかする普通?ありえんやろ!時間勘違いするのも意味わからん!教官の方にも絶対悪いし、もう最悪や、ぼくは人間のくずや、と深く落ち込みました。
2コマ連続で予約していたので、気が重いまま次の時間の教習に向かいました。
教官「なんか、キャンセルしたっちゃろ?さっき」
ぼく「すいません、時間間違えちゃっって、、」
教官「そっか、どんまい笑」注意されるかなと思いきや、やさしくフォローしてくれました。
ぼく「(あったけえなあ、、、泣)」
動画で予習したとはいえ、実際やってみるとなかなかうまくできず、2回くらいエンストしてました。
もっとも、途中でクラッチの感覚をようやくつかみだし、それなりな運転ができるようになりました。
変速の度にがっくんがっくんなっていたぼくはもういません。
初回教習のあとは、絶対AT車買おう、と思っていいたぼくですが、もうすでにMT車ええやん、となっています。どうしましょうかね。
二輪小型限定は普通自動車免許を持っている場合、10時間の技能教習と卒検のみで免許が取得できます。
一日2コマ乗れるため、5日程度でもう卒検ということです。
なので、ぼくのバイク旅も8月中旬にはスタートできるんではないかなと思っています。
バイク旅にはお金がかかります。
司法試験が終わった後、サマクラと治験で稼ぎましたが、当然バイク代までは稼げていません。
これについては親に借金し、分割で返すということになっています。
これ、試験受かってたらいいけど、落ちてたら借金、無職、浪人と地獄が待っています。
考えると病んでしまうので、頭の中の司法試験に関する記憶は、無にしています。
今を逃したらもうできないことをやると決めたのです。
大学生みたいですね。
それでは、また近況書きたいと思います。
今日のキャンセル分3000円が痛い。