底なし沼

湿度の高いブログ

入院4日目

ブログを書くというのは人生初めての経験です。

今は恥ずかしくもあり、わくわくするような気持ちで書いてます。

 

 

入院生活は面白くないです。

一人でいることは好きですが、会話のない日が何日か続くと気分が悪くなっていきます。

なんでぼくはこんな場所に閉じ込められているのだろうと考えだすと、世界から自分が仲間外れにされているような気がして、とてもさみしい気持ちになります。

 

病棟にはぼく以外にも入院している人がたくさんいます。

しかし、コミュニケーションはとりません。

みんな入院中は人と会話する必要がないと考えているみたいです。

 

今は病床に座ってパソコンを打っていますが、目の前には同じ病室にいる人たちが寝ています。

健康な成人男性が昼間から働かず寝ている光景は異様です。とても気持ちが悪いです。

 

なぜ健康なのに入院しているかというと、人体実験のバイトをしているからです。

お金は欲しいけど、働きたくない人が集まるのかなとか考えたりします。

ぼくも、楽して、短期間で、ある程度のお金が必要だったため、このバイトに応募したというわけです。

 

病棟には小説や漫画、ゲーム等が備え付けてあり、快適に過ごせる空間となっています。

ただ、ぼくは思いのほか快適に感じませんでした。

 

まず、この何もしなくていい生活に対価が発生するというのが気持ち悪いと感じます。

夜寝るときに、「明日もここで一日過ごすのか。何でここで過ごすんだっけ、あ、バイトだ。でも働いてないな。」と考えだすと、なにか悪いことをしているみたいな気がして、気分が悪くなります。

 

あと、新薬とか、ジェネリック医薬品とか、そういう医薬品業界でも、特許やらの関係でお金が絡んでいるのもなんだかなあと思います。

ぼくは医療系には憧れを持っているので、それがビジネスとして金金しているのが嫌な感じがします。しょうがないですけど。

 

また、自分のちっぽけなプライドも嫌になります。

被験者たちをみて、「せっかく時間があるんだから、なんかしたらどうなん」とか思ってしまうのです。

周りからみればパソコンぱちぱちしてるぼくも変わりないのに。

 

ぼくはこうやってどうにもならないことをぐちぐち一人で考えてしまうところがあり、そういうところを“底なし沼”と例えてブログ書き始めました。

 

 

昨日入院中に本を読みました。昔から読書には関心がなく、読むスピードは遅いです。読書は下手です。でも、結構好きだと思います。

ペンギン・ハイウェイ』という少年と不思議なお姉さんとの物語で、日本SF大賞を受賞したものらしいです。劇場アニメ化するらしいです。

お姉さんと少年の関係がとても好きになりました。

 

8月からバイクで日本をゆっくり旅する予定で、ぼちぼちブログも書きたいなと思っています。あと、最近はまっている筋トレ関係についても書きたいですな。

 

ブログの書き方を工夫できるようになりたい。